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August 2021

Tohoku 東北

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2020年の4月にコロナで緊急事態宣言が発令されてから遠出は全く行っておりません。首都圏内で出かけたり等はしていたのですが、一年半関東から出ていません。そういったこともあり、今年の夏休みは思い切って、東北の方に足を延ばすことにしました。

今回はパックツアーでちょうど良いのがあったので、ツアーを利用しました。温泉のあるホテルで一週間ゆっくりしたかったのですが、ちょうど良いツアーがあり、申し込むことにしました。

ただ、予約後に再び緊急事態宣言が発出されたことで、PCR検査を求められたりと直前でちょっとバタバタしてしまいました。

2021/8/22

盛岡まで新幹線を利用します。実は東北新幹線に乗るのは今回が初めてです。というか東北に行くのは30年ぶりです。高校の修学旅行以来です。東京から「はやぶさ」に乗るのですが、二時間ちょっとで盛岡に着いてしまいました。こんなに早く着くのですね。新幹線の速度を測っていたら、普通に320キロくらい出していました。

ホテルは盛岡駅からバスで一時間くらいです。朝もゆっくりだったのに、3時には八幡平にあるホテルに着きました。東北って遠いイメージがありましたが、思ったよりも全然近かったです。

今回利用するホテルは「八幡平アクティブリゾーツ」というホテルです。山の中腹にある温泉ホテルで大自然のど真ん中にあるようなホテルです。後で聞くことになるのですが、このホテルは9月末で老朽化に伴って閉館するとのことでした。確かに古さは感じますが、内装を綺麗にすればまだまだ利用できると思うレベルです。コロナの関係もあるのでしょうかね。数百人が宿泊できるようなホテルですが、私が泊まった時は100人いないくらいでした。ホテルの経営も厳しいのかもしれません。立地はとても良かったので残念ですね。

ホテルの目の前には「県民の森」という散策できる整備された森が広がっています。1時間ほど本当に久々の森林浴を楽しみました。トンボが飛び回っており、秋が近いことを感じさせます。

2021/8/23

今回申し込んだツアーには無料オプションでいくつか東北を回る観光ツアーが付属しています。今日は十和田湖に向かうツアーに参加します。ホテルから十和田湖までは1時間半くらいでした。青森に入りますが、生まれて初めての青森県です。

ガイドさんから初めて十和田湖で養殖に挑んだ人の説明もあり、とても面白かったです。バスは十和田湖の水の出口に当たる「奥入瀬(おいらせ)渓谷」へ。本当にもののけの森でした。「もののけ姫」は屋久島が舞台というような話もありますが、本当はこちらではないかと思ってしまいました。カモシカが生息しているのですが、まさにに「シシガミ様」です。奥入瀬渓谷では川沿いに散策道があるのですが、20分ほど散策道を楽しみ、十和田湖沿いの街へ。昼食をとり散策します。ここには十和田神社があり足を伸ばします。歴史を感じさせる神社で旅の安全をお祈りします。湖沿いにはビジターセンターもあり、ここで湖のクレーターの模型があるのですが、二重クレーターになっている不思議な地形を知ることができます。また、カモシカの剥製もありこの地特有の生態系を知ることができます。

青森はりんごの産地です。帰りにりんごの直売所に寄り、お土産を購入しホテルへと帰宅しました。

2021/8/24

今日のツアーは五能線と白神山地です。個人的にはこれを一番楽しみにしており、このツアーを見つけてなければ五能線沿いの温泉地でゆっくりしようかと考えていました。

日本海沿いはちょっと距離があり、早めの出発です。途中「大館能代空港」へ。ここは道の駅も兼ねているので、休憩所として寄りました。日本海沿いまで3時間ほどかかりました。五能線は「あきた白神駅」より乗車し「十二湖駅」で降ります。この区間が一番景色が良い区間です。電車の車両は結構新しいもので想像していたレトロなものとは違いましたが景色は堪能しました。十二湖駅からは再びバスに乗り山の中へ。ブナ林を散策しつつ、青池をはじめ不思議な青い池を見ていきます。なぜ青いかは今でもわからないようですね。個人的な気持ちとしては登山道に入って山を登りたい気持ちですが、ツアーなので皆と一緒に山を降ります。帰りも道の駅等により、ホテルに戻ります。

2021/8/25

本日は太平洋側を旅します。バスで盛岡の方から山道を延々進み宮古市へ。バスから山田線の線路が見えるのですが、一度は乗ってみたいですね。残念ながら列車を見ることはできませんでした。本数はとても少ないようです。宮古市では「浄土ヶ浜」を観光します。とても美しい場所でした。ガイドさんから東日本大震災の時の話も色々伺いました。「浄土ヶ浜」でもレストハウスがあるのですが、2階全部が埋まるほどの津波が到達したようです。

その足で「北山崎展望台」へ。ここから三陸の険しい海岸線を望むことができます。時間さえあれば海岸まで降りたかったのですが、こちらもツアーなので途中までしか行けませんでした。

その後は、海岸線を北に向かいます。所々津波に爪痕を見つつ説明を受けながら当時の状況に思いを馳せます。久慈市で再び内陸の方に入ってホテルに帰ります。ついでに久慈市の道の駅に。結構こういうツアーでは道の駅活躍しますよね。

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